ウエスト症候群の発作型であるてんかん性スパズムに対する脳梁離断術の効果予測因子として、目視読影での発作時脳波の左右対称性、コンピューターを用いた定量解析での左右同期性、二相性筋収縮を伴う発作がないことの3点を世界で初めて解明し、それぞれ査読付き英文原著論文として出版された。その他本研究に関連して結節性硬化症のてんかん性スパズムに対する脳梁離断術の効果や、長期ACTH療法の効果についての査読付き英文原著論文の共著者となった。本研究成果について、国内主要学会のシンポジウムにおいて2回の講演を行った他、国内外の多くの学会で口演やポスターにより発表し、大きな反響を得た。
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