研究課題
NAFLD、NASHにおけるアミノ酸の違いを評価し、論文報告を行った。NAFLD、NASHと正常者では、多くのアミノ酸血中濃度に有意な違いを認め、それにはインスリン抵抗性が大きな影響を与えていることが判明した。しかし、グリシンはインスリン抵抗性とは独立して、NASHの病態と関連があることも判明した。NAFLDと腸内細菌の関連について引き続き研究を行った。NAFLDとエクオールの関係について、調査し、腸内細菌との関連について発表を行ってきた。NAFLDとβカロテンの消費の関連について論文報告を行った。また、NAFLDにおいてレプチンとアディポネクチンの比が肝の線維化へ関連していることも判明し、論文報告を行った。
2: おおむね順調に進展している
NAFLDと腸内細菌の関係について、広く研究を行って成果を得ている。学会発表、論文作成も行っている。
今後も、NAFLD、NASHの病態や進展にかかわる因子について研究を進めていく。
海外発表を含め、現在のコロナ下の状況では、発表機会が減少しているため、収束した次年度に発表を予定する。
すべて 2020
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件)
Nutrients
巻: 12 ページ: 1-8
10.3390/nu12051450
Nutrition
巻: 3 ページ: 1-10
10.1016/j.nut.2020.110984
Cytokine
巻: 126 ページ: 1-9
10.1016/j.cyto.2019.154927