研究成果の概要 |
SSBE群12症例12病変,Long segment BE(LSBE)群12症例12病変],及び内視鏡治療を行ったEAC群9症例11病変(EMRC3例,ESD8例),計33症例35病変を対象とした.EACは治療後のFFPE検体からLaser micro dissectionにより癌部のみを切り出した. 各検体からDNAを抽出後体細胞変異を同定した.【結論】TP53のputativedriverがSSBE2例(16.7%)においても認められた.内視鏡による通常観察で異型を疑わないSSBEも発癌ポテンシャルを有する可能性が示唆され,慎重な経過観察を要する必要があると思われた.
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