癌細胞では、近年代謝リプログラミングとして、アミノ酸代謝が癌細胞の生存や分裂増殖、転移などに必要なエネルギーやタンパク質・核酸などの供給に関与していることが報告された(Hattori A, et al. Nature. 2017)が、B型肝炎ウイルス複製においても分岐鎖アミノ酸代謝が関与している可能性が示唆された。 リベラ―ゼ灌流法では、非硬変肝からは高い生細胞率にて単一細胞を分離することができたが、硬変肝から単一分離した細胞では高い生細胞率を維持することはできなかった。線維化や炎症の程度が強い肝臓からの単一細胞分離の手法について改善や見直しが必要があると考えられた。
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