研究課題
若手研究
胸部X線写真から先天性心疾患診療における重要な血行動態指標である肺体血流比を予測する人工知能を開発し、特許を出願した。さらにその応用として、成人循環器領域において胸部X線写真から血行動態指標を予測する人工知能や、小児12誘導心電図を自動判読する心電図を開発した。それぞれの成果につき、論文、国内・国際学会で発表した。
先天性心疾患
本研究は、人工知能により胸部X線写真から血行動態(カテーテル検査結果)を予測できることを世界で初めて示し、それが小児・成人を問わず様々な血行動態指標に応用可能であることを示した。より低侵襲かつ簡便な胸部X線写真から血行動態を正確に予測できれば、小児・成人循環器診療において、正確な血行動態評価を頻回に行うことができるようになり、より優れた医療の実現につながる。