研究課題
若手研究
冠微小循環障害は以前より認知されていたが、正確な評価を行うことができる検査系が確立していなかった。最近欧米で認可された特殊なカテーテルを用いることでそれらが測定できるようになったが、本邦での使用は認可されていない。そこで本邦で現在認可されているカテーテルを用いることで同様の計測が可能かどうかを評価した。ブタを用いて原法での計測の後に、本邦で使用されているカテーテルでの計測を行った。本邦で使用されるカテーテルにおいても計測が可能であることが分かった。
冠循環
本邦で認可されている冠動脈用カテーテルにおいても原法と同じカテーテルと同様に冠血流、微小血管抵抗が計測が可能であることが分かった。心不全や心筋症、弁膜症の微小循環障害を評価できる検査系が確立できれば病態解明が進むものと思われる。