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2022 年度 実施状況報告書

micro-RNAに着目したがん関連血栓症の病態解明と先制医療への展開

研究課題

研究課題/領域番号 19K17602
研究機関愛媛大学

研究代表者

東 晴彦  愛媛大学, 医学部附属病院, 講師(特定教員) (10598634)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードがん関連血栓症 / micro-RNA
研究実績の概要

本年度は同意が得られた婦人科系悪性腫瘍患者49名の臨床データを収集すると同時に、micro RNA解析用の血液検体を解析するための準備を進めた。
臨床データとしては癌種、病期、転移の有無、血栓の部位、肺塞栓症の有無、Dダイマー等を調査した。
micro-RNA解析は、かずさDNA研究所など外部機関に依頼予定であるが、まずは愛媛大学学術支援センター病態機能解析部門でRNAの抽出を行った。RNA抽出装着が故障しており、予定よりも時間を要した。RNA量や断片化の指標等を確認し、解析に相応しいサンプルを選択した上で解析を進める予定である。また、臨床データに関しては各患者の予後調査を予定している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初予定していたより症例登録に時間を要したことと、RNA抽出装置が故障していたため予定よりやや遅れいている。

今後の研究の推進方策

抽出したRNAの中で解析するに相応しいサンプルを選択し、micro-RNA解析を行う。得られた結果と予後を含めた臨床データを融合して、がん関連血栓症に関連する臨床的に有用なmicro-RNAを同定する。

次年度使用額が生じた理由

当初の予定より症例登録に時間を要したこと、RNA抽出装置が故障していたため修理に時間を要したことから本年度中にmicro-RNAを解析することができなかった。すでにRNAの抽出は完了しているため、次年度にはmicro-RNAを解析するのに必要な経費を計上している。

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公開日: 2023-12-25  

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