生活習慣病治療中の日本人集団1124名において口腔粘膜細胞から抽出したDNAを用いて、ATP2B1遺伝子のSNPのうちrs11105378を含む12種類のSNPsのタイピングを行い、日本人生活習慣病患者において、ATP2B1遺伝子が治療抵抗性高血圧と関連することが初めて示された。 本研究結果を動脈硬化予防のためのテーラーメイド医療の一手法として臨床現場に実装するために、本研究によって得られた膨大なデータを進化型機械学習を用いて解析を行っている。 また、研究支援組織との連携体制を構築することで、本研究成果を動脈硬化予測モデルとして社会実装するための出口戦略を検討可能な体制を構築することが出来た。
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