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2021 年度 実施状況報告書

抗体結合型リポソームを用いた新規腎疾患治療薬の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K17712
研究機関香川大学

研究代表者

大西 啓右  香川大学, 医学部附属病院, 病院助教 (60801397)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード糸球体腎炎 / DDS
研究実績の概要

ヒトHB-EGFノックインマウスに抗GBM血清を投与し、抗GBM腎炎モデルの作成を行った。抗GBM血清を投与したが、半月体の形成を認めなかった。そのため他のモデルを検討し、BSAを連日投与することで半月体形成を起こすBSA腎炎モデルの作成を行った。BSA投与により、腎糸球体に半月体形成を確認した。BSA腎炎の腎臓に対して染色を行い、糸球体にHB-EGFの発現を認めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本研究と並行していた実験、論文作成を優先したために、進捗が遅れている。
当初予定の抗GBM腎炎モデルでは半月体形成を認めず、BSA腎炎モデルに関してもモデル動物を安定的に作成するなど、モデル動物の作成に苦慮している。

今後の研究の推進方策

モデルマウスの安定的な供給を行う。腎炎モデルマウスでのHB-EGF抗体結合型リポソーム投与による病変部位への特異的な集積に関する検討を行う。ヒト腎生検サンプルを用いた各腎疾患のHB-EGF発現に関する評価も行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究の進捗状況に応じて適宜必要な試薬を購入したが、当初の予定より少なく済んだため。今後も実験試薬の購入等に充てる予定

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公開日: 2022-12-28  

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