今後の研究の推進方策 |
2020年の目標としては,急性腎障害モデルマウスでのβOHBによる腎保護効果の分子機構の解明を中心にする.得られた腎組織からcDNAを作成し,同時にタンパク質も抽出する.cDNAを用いて,炎症,アポトーシスに関わるIL-6,IL-1b,TNF-α,VEGF-C,VEGF-A,Bcl-2, BaxのmRNA発現をreal-time PCRで解析する.また,抽出タンパク質を用いて, caspase-3,caspase-8, caspase-9, caspase-12, Bcl-2, Bax, p53の変化を各群でウエスタンブロッティング法により確認する.
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