前年度にPAD4-GFPノックインマウス作製し、研究に供するに十分な頭数の繁殖に成功していた。 これらのノックインマウスの末梢血を用いて、まずはin vitroにおけるフェノタイプを検証した。in vitroで種々の条件下でのSuicidal NETsを誘導し、NETs形成好中球におけるGFP発現をELISAで検証できた。なお、同時にワイルドタイプにおけるSuicidal NETs誘導においてはGFPの発現がないことも確認した。GFP発現が最適となるNETs誘導条件(試薬濃度や暴露時間など)を調整し、in vitroにおける顕微鏡観察やin vitroにおけるGFP発現を検証中である。
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