研究課題/領域番号 |
19K17788
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
高間 寛之 愛知医科大学, 医学部, 講師 (80780965)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | EGFR |
研究実績の概要 |
本研究は、PPP患者の唾液、汗中の常在細菌叢を16SリボソームRNA解析し、健常者と比較することや、PPP患者に特徴的な唾液、汗中の常在細菌をマウスに投与し、その影響を解析する事、またPPP患者におけるアプレミラストの影響を解析する事を目的としている。本期間内ではまずPPP患者におけるアプレミラストの影響を解析し、関節炎、臨床症状のスコアを元にその有効性を評価した。 アプレミラストを投与したPPP患者において、投与前と投与後2週間で唾液・汗中マイクロバイオーム解析や患者血清中IL-17、患者の好中球の表面抗原を解析、比較する予定であったが、リボソームRNA解析の検体採取に遅れが生じ、Retrospective studyでの解析を開始している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
必要な細胞実験、RNA解析、検体採取に遅れが生じている。ただし、データ解析は順調にすすんでおり、臨床研究として報告予定である。
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今後の研究の推進方策 |
今後もデータ解析を行いつつ、臨床症例を蓄積し、PPPの病態解析およびアプレミラストの効果を評価していく予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
RNA解析のための臨床検体採取に遅れが生じ、実験を遂行できていないため。
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