研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果は、IL-17産生CD4+T細胞(Th17)の増加が、イミキモド誘発性乾癬モデルの炎症の増強に関与していることを示唆している。つまり、乾癬におけるTh17細胞の重要性が新規乾癬モデルマウスによって示された。今後はこの系を発展させ、制御性T細胞(Treg)のマスター転写因子であるFoxp3をノックアウトさせたFoxp3, T-bet, Stat6トリプルノックアウトマウスを作成することで乾癬におけるTregの役割を明らかにし、更なる病態解明につなげていきたい。
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