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2022 年度 研究成果報告書

中枢神経原発悪性リンパ腫の発症を支持する脳内免疫環境細胞の同定

研究課題

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研究課題/領域番号 19K17820
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関筑波大学

研究代表者

服部 圭一朗  筑波大学, 医学医療系, 講師 (10832024)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード中枢神経原発悪性リンパ腫
研究成果の概要

nCounterシステムを用いて神経炎症に関連した770遺伝子をターゲットとした中枢神経原発悪性リンパ腫のRNA定量解析を既に30症例分行っており、volcano plotを用いて予後不良群と良好群とで比較した結果48個の遺伝子が予後不良群において有意に高発現していることを発見した。更に多変量解析を行うことで、TUBB4A、S100B、SLC6A1の3つの遺伝子が予後に有意に影響していることが判明した。

自由記述の分野

造血器疾患

研究成果の学術的意義や社会的意義

前述の3つの遺伝子は、オリゴデンドロサイトなどの中枢神経の免疫環境に関連していたことから、PCNSLの免疫環境細胞が臨床予後に関係している可能性があることが示唆される。シングルセルシークエンス解析を通じて更に詳細な解析を行うことで、予後予測のためのバイオマーカーの同定につながり、将来的に創薬につながっていくことが期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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