| 研究課題/領域番号 |
19K17946
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| 研究機関 | 国立感染症研究所 |
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研究代表者 |
橋 香奈 国立感染症研究所, 免疫部, 研究員 (70803683)
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| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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| キーワード | ノロウイルス / 抗体 |
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| 研究実績の概要 |
健康なヒトボランティア由来の血液よりPBMCを採取し、健康なヒトの血液中にも交叉性抗ノロウイルス抗体が存在することが明らかになった。
また、その抗体がもつ特性をマウスを用いたin vivo実験およびヒト腸由来オルガノイドを用いた ex vivo実験により解析した。
その結果、これまでに報告されていない活性をもつ抗体の存在が明らかとなったため、現在その抗体について論文を執筆中である。
よって本研究の目的は既におおむね達成したと考えらえる。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
周囲の研究員や主任研究官・部長や他部署の主任研究官の多大な協力があり、研究は思った以上に早く進展した。
しかしオルガノイドを用いた実験の結果とマウスを用いた実験の結果では
同様な結果を得ることがなく、その理由も既に判明した。
現在執筆している論文は免疫学的解析の側面やそのほうがストーリーのまとまりがよく論文化が早いことから、オルガノイドよりもマウスでの実験結果に重きを置いている。
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| 今後の研究の推進方策 |
現在は、研究内容を国際誌に投稿するための最後の段階に入っている。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
（理由）年度末納品等にかかる支払いが令和2年4月1日以降となったため、当該支出分については次年度の実支出額に計上予定。令和1年度分についてはほぼ使用済みである。
（使用計画）上記の通り。
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