浸潤性乳管癌と浸潤性小葉癌を比較した研究であったが、最終的に研究対象として適当と判断した浸潤性小葉癌症例数が予想より少なく、不十分な検証となった。 よって、意義のある研究結果が得られなかった。 また、乳癌の治療薬としてアテゾリズマブの他にペムブロリズマブが適応となり、現在、後者のほうが治療薬として主体となっている現状で、使用した抗PD-L1抗体(28-8)の研究結果では現状にそくしていないこと、また観察評価項目およびPD-L2まで視野を広げて検証しなければいけないことから、研究内容を再度検証する必要が生じた。 よって、現在は研究内容を再度検証し、新たな研究として開始予定である。
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