形成外科医、大腸外科医、解剖学者、基礎研究者らが共同で、新しい複合祖域移植の開発を行った。特に、ビーグル犬を用いた陰部神経および陰部動静脈を吻合する移植モデルについて結果の解析を行った。そのなかで神経吻合により随意筋だけでなく不随意筋もまた再生することが分かった。これは体性神経のみならず自律神経もまた、吻合することにより機能再生されることを示しており、非常に興味深い結果となったと思われる。 動物実験に成功した成果を、国際誌論文および国内外の学会にて発表し、研究奨励賞をはじめとする高い評価を得た。 患者やご家族を対象としたアンケートやホームページを作成することで社会意識調査の準備を行った。
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