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2021 年度 研究成果報告書

線溶系からみた大腸癌と炎症の関連性の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K18104
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

宗像 慎也  順天堂大学, 医学部, 准教授 (50758761)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード潰瘍性大腸炎 / 大腸癌 / 繊維素溶解系
研究成果の概要

潰瘍性大腸炎の癌化モデルマウスDSS/AOMを用いた研究で、繊維素溶解系の阻害薬プラスミン阻害薬によって癌化の抑制につながった。これはMMP familyのectodomain sheddingを通じた活性を抑制するばかりか細胞外マトリックスを分解を抑制することで腫瘍随伴マクロファージの浸潤を抑えていることにもつながった。このマクロファージが産生するEGFもさらにectodomain sheddingを抑えることによって腫瘍の増大を抑えており、様々な側面で腫瘍増殖能を抑制していた。

自由記述の分野

大腸癌

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在はマウスモデルでの制御であるが、今後、プラスミン阻害剤は安価な薬剤であるため、高騰する抗がん剤に加え、医療費抑制での貢献度も高い。全ては臨床試験の結果によるが、今後繊維素溶解系を用いた臨床試験での上乗せ効果を検証していきたい。

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公開日: 2023-01-30  

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