今後の研究の推進方策 |
癌性腹膜炎モデルを用い、薬剤投与による免疫担当細胞の変化や繊維化抑制に関して検討を行う。 パクリタキセル、5-FU、CDDP、PD-1抗体を使用し免疫担当細胞に注目して効果を検討する。作成した癌性腹膜炎モデルと皮下播種モデルを使用する。腫瘍形成後、Nab-PTX(30mg/kg, iv), 5-FU(20mg/kg, iv) , CDDP(4mg/kg, iv), mouse PD-1抗体(10㎎/kg, iv,既に入手済み)を尾静脈に投与する。腹水量(体重)、腫瘍径を測定する。抗癌剤投与後1、3、5、7日目に腹水や腫瘍を採取し、フローサイトメトリーや免疫組織化学的検査にて抗腫瘍効果と免疫担当細胞の関連を検討する。 in vitroにおけるリンパ球やCAF、癌細胞との共培養実験も行う。
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