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2021 年度 研究成果報告書

麻酔手術侵襲による腸内フローラ環境変容と認知機能低下との連動解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K18247
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

立花 俊祐  札幌医科大学, 医学部, 助教 (30737309)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード腸内フローラ / 術後認知機能障害 / dysbiosis
研究成果の概要

本研究では、周術期の腸内フローラを介した認知機能への影響とその機序解明を最大の目的とした。周術期を想定するマウス群を用いて、腸内フローラ多様性の変動を解析した。同様のマウス群を用いて、麻酔下に海馬組織の切除を行い血漿サイトカイン濃度を測定し、同時にRNAを抽出した。RNAはcDNAに変換したのち、先行研究でトランスクリプトーム解析にて選定された候補遺伝子を参考にして、qRT-PCRを施行し個別に発現解析した。
高齢のマウスに対する手術麻酔侵襲は、脳内におけるRNA発現変化に影響する可能性がある。

自由記述の分野

神経麻酔

研究成果の学術的意義や社会的意義

多くの高齢者が手術麻酔を受ける現代において、周術期の認知機能低下、行動異常などを発症する原因を同定する可能性がある。また、これらの脳内での微細な変化は、事前にこれら現象発症を予測するためのマーカーともなりうるだろう。

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公開日: 2023-01-30  

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