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2021 年度 実施状況報告書

脊髄虚血による対麻痺のモニター法と遅発性麻痺への新しい管理法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K18269
研究機関浜松医科大学

研究代表者

川島 信吾  浜松医科大学, 医学部, 助教 (10467251)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード脊椎灌流 / 臓器保護
研究実績の概要

近年NIRSを用いて非侵襲的に組織の酸素化をモニターする有用性の報告が多数みられ、人工心肺での脳循環モニターとして保険適応されるなどさらなる発展と応用が注目されている脳虚血モニターとして有用なNIRSを脊髄虚血モニターとして応用できないかという研究である。脊髄の虚血をMEPと比較して計測するものである。脊髄のモニターとしてNIRSが計測できることは確認できたが、MEPとの相関性までは確認できなかった。また、豚のMEPの計測も安定的に計測するのが難しく、脊髄の虚血とNIRSの関係ははっきりとした相関は見られなかった。発展として、NIRSを使用して臓器血流を計測する実験を行い、その解析をしているところである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

ブタを仕入れている養豚場が、コロナの不況でつぶれてしまうことになった。
ブタを仕入れるところを新たに開拓する必要があり、実験が中断してしまっている。

今後の研究の推進方策

養豚場とのブタを仕入れる契約を新たに結ぶことができた。
ブタの種類や体重が変わるため、少し結果に影響が出る可能性がある。仕入れが始まるのが、次年度の5月からのため、その仕入れ具合で計画が前後する可能性がある。

次年度使用額が生じた理由

豚の養豚場の閉鎖に伴い実験を中断しなければならない期間ができてしまったため、予算があまった。また、コロナで出張がなかったため、旅費としても費用が余ることとなった。

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公開日: 2022-12-28  

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