今後の研究の推進方策 |
in vitro実験により、同経路の機能評価を行う。凍結保存したPBMCを融解し、12ウエルプレートに培養する。細胞の安定を確認した後に、LPS刺激を行い、6時間後に培養上清を採取する。上清中のケミカルメディエータ(IL-1β, IL-6, IL-10, TNF-α, INF-γ, MCP-1 など)をELISA 法で測定する。本実験により各症例の臨床経過と比較検討することで、LPSに対する刺激反応性を評価する。さらに、同様の実験を選択的α7Ach受容体拮抗薬を共投与した系で共に行い、コリン作動性抗炎症経路を阻害した状態でそれ以外での経路による炎症反応を評価する。
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