LPS投与下に糖濃度の異なる培養液による共培養実験系において、ヒトマクロファージの細胞内小胞体ストレス、アポトーシス発現、及び上流の細胞内情報伝達系変化と、好中球やNETsを貪食する機能(Efferocytosis)の変化、及び培養液中のcfDNA量を解析する事。(マクロファージ系細胞を72時間培養下に、共培養下の好中球にPhorbol myristate acetateを負荷することでNETsを放出させ、マクロファージ系細胞のEfferocytosisを観察した。実験結果として、miR21の遺伝子導入または、炎症脂質レゾンルビン投与により、ヒトマクロファージの貪食能亢進が認められた。
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