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2020 年度 実施状況報告書

骨癒合遷延をもたらすmicroRNA抑制による新たな骨折分子治療の確立

研究課題

研究課題/領域番号 19K18368
研究機関日本医科大学

研究代表者

原 義明  日本医科大学, 医学部, 講師 (20386197)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードマイクロRNA / 骨癒合遷延 / Osteigenesis / Angiogenesis / Fibrogenesis
研究実績の概要

今年度はCOVID-19の蔓延により、研究室の出入りや業者との打ち合わせ、共同研究者との接触禁止と様々な制限が生じ、予定していた本格的な実験の始動が行えなかった。
この期間を利用して、統計処理の学習やmicroRNA研究の文献通読などを行い、研究デザインの再考や修正を行った。骨折作成機を新たに業者に作成依頼して、安定した骨折作成を行う準備期間とした。2021年に入り骨折作成機の試作品が完成したため、他の実験で使用後のSDラット死骸四肢を使って骨折作成の修練を行った。また、骨癒合の完成の有無を確認する動物用CTの操作を習熟し、自裁にSD ラットを用いて撮影して解析する訓練も行った。
2021年5月より本格的な骨折ラット作成を計画しており、骨癒合遷延モデル5匹、骨癒合モデル5匹を作成し、骨折前、1週間後、2週間後、4週間後、6週間後の5ポイントで採血(0.6-1.0ml)を行い、その血漿を遠沈回収して-80度で冷凍保存することとしている。検体が50検体(各群5匹5ポイント)集まったところで、網羅的なmicro RNA発現の動向を2ポイント(骨折前と骨折2週後)検索し、ターゲットとなるOsteigenesis、Angiogenesis、Fibrogenesisに関与する変動micrRNAを同定し、経時的な定量を行う。同時にターゲットmicrRNAの関与するタンパク合成の増減もERISA法にて測定し確認する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

今年度はCOVID-19の蔓延により、研究室の出入りや業者との打ち合わせ、共同研究者との接触禁止と様々な制限が生じ、予定していた本格的な実験の始動が行えなかった。

今後の研究の推進方策

2021年5月より本格的な骨折ラット作成を計画しており、骨癒合遷延モデル5匹、骨癒合モデル5匹を作成し、骨折前、1週間後、2週間後、4週間後、6週間後の5ポイントで採血(0.6-1.0ml)を行い、その血漿を遠沈回収して-80度で冷凍保存することとしている。検体が50検体集まったところで、網羅的なmicro RNA発現の動向を検索し、ターゲットとなるOsteigenesis、Angiogenesis、Fibrogenesisに関与する変動micrRNAを同定し、経時的な定量を行う。同時にターゲットmicrRNAの関与するタンパク合成の増減もERISA法にて測定し確認する。

次年度使用額が生じた理由

2021年5月より本格的な骨折ラット作成を計画しており、骨癒合遷延モデル5匹、骨癒合モデル5匹を作成し、骨折前、1週間後、2週間後、4週間後、6週間後の5ポイントで採血(0.6-1.0ml)を行い、検体が50検体集まったところで、網羅的なmicro RNA発現の動向を検索し、ターゲットとなるOsteigenesis、Angiogenesis、Fibrogenesisに関与する変動micrRNAを同定し、経時的な定量を行う。同時にターゲットmicrRNAの関与するタンパク合成の増減もERISA法にて測定し確認する。

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公開日: 2021-12-27  

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