研究課題/領域番号 |
19K18406
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
原 祥子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (60772879)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | もやもや病 / 認知機能障害 / ミエリン / 拡散MRI / 軸索 / MRI / 脳血流障害 |
研究実績の概要 |
本研究は,小児および成人もやもや病患者において,ミエリンイメージングと拡散MRIを用い,ミエリン障害・軸索障害の有無と認知機能障害との関連を調べるものである。 2019年度末点で,成人もやもや病患者では健常人と比べミエリン障害が存在すること,認知機能障害への関連はミエリン障害よりも軸索障害が関与することを研究成果として見出した。この成果は論文投稿中である。 COVID-19パンデミックにより,2020年3月以降は患者リクルートを中止している。小児例や術前後例はまだ数が少ないため,研究期間内に研究を達成できるか現時点では不明瞭。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2019年度は2月まではおおむね順調に進展し,患者および健常人のデータを蓄積した。
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今後の研究の推進方策 |
COVID-19パンデミックにより,2020年3月以降は患者リクルートを中止している。小児例や術前後例はまだ数が少ないため,研究期間内に研究を達成できるか現時点では不明瞭。学会発表の場も失われている。投稿中論文の採択,現時点でのデータでの論文執筆をまずはすすめていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19パンデミックにより,参加予定であった3月の学会が延期となり,学会参加費・出張費が不要になった。学会参加費は次年度に使用予定。
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