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2021 年度 実施状況報告書

思春期特発性側弯症に対する低侵襲矯正固定術のための固定範囲決定手法

研究課題

研究課題/領域番号 19K18458
研究機関信州大学

研究代表者

大場 悠己  信州大学, 医学部附属病院, 助教(診療) (10792129)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード思春期特発性側弯症 / 固定範囲 / 固定近位端 / 固定遠位端 / 脊椎後方矯正固定術 / 脊椎前方矯正固定術 / 側弯モデル
研究実績の概要

思春期特発性側弯症の理想的な固定範囲を決定するための第一弾として他施設のX線データを集めて術後の成績に影響を与える固定範囲を検索した。この最初の成果は2019年に英文雑誌J Neurosurg Spineに、二つ目の成果は2021年に英文雑誌SpineにそれぞれPublishされた。さらに理想的な固定範囲を検索するために現在は信州大学繊維学部と側弯モデルを用いた研究について合同会議を継続している。さらに令和4年4月より、国内だけでなくより広い地域での共通した固定範囲決定プロセスを確認するために研究期間を1年延長し、SanDiegoのRady Children's Hospitalに留学し、Peter O Newton MDと共同研究を予定している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初目標としていた患者毎に作成可能なオリジナルの固定範囲決定法を報告することが出来た。

今後の研究の推進方策

我々が提唱した固定範囲決定法の対象をより広げることを目標にする。
地域により固定手技自体が異なるため、より多くの患者を対象とする場合は異なった治療戦略を持つ地域での固定範囲決定プロセスを観察する必要がある。まずはこれらの情報を収集していくことを予定している。

次年度使用額が生じた理由

Rady Children's HospitalのPeter O Newton MDとの共同研究目的のSan Diegoへの留学が新型コロナウイルス流行の影響で1年延期となったため次年度使用額が生じた。次年度使用額は予定通り留学の費用とする。

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公開日: 2022-12-28  

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