研究課題
若手研究
思春期特発性側弯症に対する低侵襲矯正固定術のための固定範囲決定手法に関する研究を行った。当初の計画通り、信州大学、山梨大学、浜松医科大学から手術症例をあつめ、固定範囲による術後成績の差を比較した。信州大学繊維学部と共同でモデルの作成を行った。また2022年にはSanDiegoのRady Children's hospitalへ短期留学しPeter Newton先生と研究について話し合った。これらの研究成果をもとに英論文を作成予定である。
整形外科
思春期特発性側弯症に対する後方矯正固定術の適切な固定範囲を知ることで、再手術の奇形性や不要な広範囲固定を予防することが期待できる。現在一連の研究を通してShinshu-lineやModified Shinshu-lineと呼ばれる、矯正範囲決定に有効な手法を見つけ出すことが出来た。今後さらに対象を広げていく予定である。