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2022 年度 研究成果報告書

腫瘍分泌エクソソームを標的とした骨軟部肉腫における新規診断システムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K18466
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関岡山大学 (2019, 2021-2022)
国立研究開発法人国立がん研究センター (2020)

研究代表者

横尾 賢  岡山大学, 医学部, 客員研究員 (00781204)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードリキッドバイオプシー / 液体生検 / 滑膜肉腫 / MCT1
研究成果の概要

本研究では、予後不良の骨軟部肉腫の一つである滑膜肉腫 (SS)由来細胞外小胞の膜表面に存在するタンパクであるMonocarboxylate transporter 1(MCT1)の同定および機能検証を行った。SS患者、SS細胞株、SS移植マウスの細胞外小胞にMCT1が高発現していることを確認した。SS患者のMCT1は治療前と比較し治療後に発現が減少していた。さらにSS細胞株のMCT1を抑制することで、腫瘍の増殖能、移動能、浸潤能を低下させた。MCT1がSS細胞質や細胞膜に発現していると予後不良であることを確認した。MCT1はSSにおける有用な診断および治療ターゲットとなりうる。

自由記述の分野

整形外科

研究成果の学術的意義や社会的意義

予後不良の骨軟部肉腫の一つである滑膜肉腫におけるMCT1標識により早期診断や再発のマーカーとなり得る。またMCT1を抑制することで、滑膜肉腫の治療に役立つ可能性も示唆された。

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公開日: 2024-01-30  

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