①靭帯骨化症(DISH)に対する定量的で検者間誤差の少ない新しい診断基準の構築に関してデータベースは集積できCT3D解析ソフトも購入した。しかし、画像の3D解析には時間と労力を要する為、結果を導き出せる症例数に至らず解析を継続している。②糖代謝異常の存在が与える靭帯骨化伸展への影響の解明に関しては、データの収集方法が通常の臨床現場からであり靭帯骨化症患者は少数の為、データ集積を続けている。③靭帯骨化自然発生糖尿病モデルラットへのインスリン抵抗性改善薬の使用による靭帯骨化へのインスリンの関与の実験に関しては、研究資材および作業協力者の確保が困難な為、保留のままである。
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