研究課題
Chst14ノックアウトマウスの画像検査において、解析を開始している。ノックアウトマウスは野生型に比べて週数を経過するごとに胸腰椎移行部における後弯変形が高度に観察されている。またノックアウトマウス及び野生型1歳齢(homo10匹、野生型13匹)及び12週齢(homo 9匹、野生型12匹)の脊椎の組織標本を作製した。現在HE染色、トルイジンブルー染色、シリウスレッド染色を行っている。今後組織観察を進めていく予定である。臨床研究として、エーラスダンロス症候群の骨粗鬆症症例の治療結果の解析を行い症例報告としてModern Rhematology Case Reportsに報告した。筋拘縮型エーラスダンロス症候群の新規手術症例2例における周術期管理と手術成績について、World Neruosurgeryに報告した。
2: おおむね順調に進展している
臨床的研究では研究成果を複数の論文発表で行えており、基礎的研究では組織染色が順調に進んでおり、解析の準備が整ってきているため。
ノックアウトマウスの組織解析を進め、特に椎間板や椎体のコラーゲンに着目して解析を行うことで筋拘縮型エーラスダンロス症候群における脊柱変形の病態解明を進めていく。
マウスの組織切片作成がすべて済んでいないため。次度組織切片作成、及び染色を実施する際に使用する予定。
すべて 2021 2020
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)
Mod Rheumatol Case Rep.
巻: - ページ: -
10.1080/24725625.2020.1799493.
World Neurosurgery
巻: 143 ページ: 454-461
10.1016/j.wneu.2020.08.085.