研究実績の概要 |
疾患モデルマウス(Chst14-/-)を用いて、1歳齢マウス脊椎を病理学的に椎体の骨梁比を評価した。 homo 13匹, WT15匹を比較検討した。椎間板組織の変化はChst14-/-:7匹(58.3%)、Chst14+/+:3匹(18.8%)に認め、Chst14-/-で有意に多かった(p=0.0497)。X線上の脊椎変化はChst14-/-:6匹(50.0%)、Chst14+/+:2匹(12.5%)に認め、Chst14-/-で有意に多かった(p=0.0441)。マウス椎体の平均骨梁比は、Chst14-/-:24.6%、Chst14+/+:30.6%で、Chst14-/-で有意に小さかった。また、CT撮影を行い、マウス脊椎の後弯角を継時的に計測した。野生型に比べ疾患モデルマウスでは、経年的に後弯角が継時的にも大きくなっていた。
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