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2022 年度 研究成果報告書

間質性膀胱炎の分子生物学的観点からの病態解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K18596
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関千葉大学 (2022)
獨協医科大学 (2019-2021)

研究代表者

加賀 勘家  千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (80584812)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード間質性膀胱炎 / 膀胱痛症候群 / マスター転写因子 / KRT20 / BATF / TP63 / 定量RT-PCR / 機械学習
研究成果の概要

本研究は、原因が分かっていない間質性膀胱炎の発症に関わる尿路上皮内のマスター転写因子を同定することを目的としています。マスター転写因子とは、さまざまな遺伝子の発現を直接制御する転写因子の中でも中心的な役割を担うとされています。本研究では、間質性膀胱炎の発現に転写因子のKRT20、BATF、TP63が関与することが分かり、これらがマスター転写因子の候補になることを示しました。

自由記述の分野

Urology

研究成果の学術的意義や社会的意義

間質性膀胱炎はいまだに原因が特定されていない病気で、そのため根治治療もなく、本邦においては指定難病とされています。
本研究ではその原因を解明するべく、分子生物学的観点から評価しました。その結果、KRT20、BATF、TP63が間質性膀胱炎の発症に関与している可能性が示唆されました。
間質性膀胱炎の遺伝子レベルでの発症メカニズムが解明できれば、遺伝子治療や再生医療など新たな治療選択肢の創出が可能になると考えます。

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公開日: 2024-01-30  

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