• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

腎癌におけるlong non-coding RNAの意義

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K18598
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

久冨木原 良平  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (40837027)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
キーワード腎がん / long non-coding RNA
研究成果の概要

2000年代に入ってたんぱく質をコードしないRNAがヒトゲノムの大部分を占めることがわかり、その中のlong non-coding RNA(lncRNA)で様々な癌種との関連が報告されている。今回新規RNA detection systemであるquantitative in situ hybridization chain reaction (qHCR)という手法を用いてlncRNAの同定を行った。従来より安価でハイスループットな研究が可能で、腎癌予後との関連も示すことが可能であった。

自由記述の分野

泌尿器科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究期間中に16種類で108症例、計1728検体でqHCRに成功した。本研究の目的の一つであった従来のin-situ hybridization法と比較した低コスト化、またハイスループットな研究手法としての妥当性は証明されたものと考える。実際に腎癌予後との関連を示すこともできており、qHCRが今後のさらなるlncRNAの機能解析や疾患との関連についての検討に応用されることが期待される。

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi