研究実績の概要 |
前立腺肥大症患者のサンプルを使用するための症例の集積は終了した。 標本作成の時期により生じうるバイアスや、標本を作成し、組織評価を行ったことでその後の追跡に生じうるバイアスを避けるため、標本作成は予定症例すべての追跡終了後に行い、評価を行う。標本の評価は、解析ソフトであるMantraを使用して、客観的、定量的に行う。免疫染色については、CD4(ヘルパーT細胞),CD8(細胞傷害性T細胞),CD20(B細胞),MECA-79(高内皮細静脈),CD34(通常の血管),CD16(好中球),CD163(マクロファージ),αSMA(平滑筋)、ナイーブ細胞とエフェクター細胞の分布またはマクロファージのサブタイプ(M1、M2)について検討を行う。
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