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2020 年度 研究成果報告書

尿路上皮癌の多段階進展機構の先進的病態解明と革新的治療開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K18612
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関徳島大学

研究代表者

大豆本 圭  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (10745516)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
キーワード尿路上皮癌 / DDX31 / TP53 / p53 / 多段階進展
研究成果の概要

Preclinical modelでの抗腫瘍効果の検証を施行しDDX31相互蛋白質との相互部位のアミノ酸配列を同定しdominant negative peptideを作成し抗腫瘍効果を認めた。尿路上皮癌発癌機構におけるDDX31発現変化とp53変異についての検証を行い、尿路上皮癌発癌モデルとしてN-butyl-N-(4-hydroxybutyl)-nitrosamine (BBN)による尿路上皮癌発癌モデルでp53及びDDX31についての関連性を検討し、DDX31の経時的な膀胱組織でのRNA発現上昇をコントロール群と比較して認めた。

自由記述の分野

尿路上皮癌

研究成果の学術的意義や社会的意義

尿路上皮癌の遺伝子変異で大きく病態として分かれるのはTP53変異である。これまでの研究から尿路上皮癌・初期段階のTP53 wild type、中期段階のTP53 muation、後期段階のEGFRやHER2などReceptor of Tyrosine kinase (RTK)の活性化の病態解明にはまだ未解明な部分が多く、詳細に解析することで治療法の開発につながることが期待される。最終的に、尿路上皮癌の多段階進展機能のさらなる新機能発見と新規治療法の開発につながっていくことが期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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