研究課題
若手研究
本研究では、抗癌剤による卵巣癌治療がM2マクロファージの浸潤に及ぼす影響を検討し、予後との関連についての解明を進めた。11例(死亡例8例、生存例3例)を対象とし研究したところ、死亡例ではM2マクロファージが増加していたのに対して、生存例では減少していた。この課題は2022年度以降も研究継続予定である。
婦人科腫瘍
本研究では、抗癌剤による卵巣癌治療がMφの浸潤に及ぼす影響を検討し、予後との関連についての解明を進めることにより、現在注目されている免疫療法の一つとして、卵巣癌治療において、癌細胞をターゲットとしたM2 Mφを制御するという新たな治療戦略の確立をめざし、卵巣癌の予後改善を期待するものである。