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2023 年度 研究成果報告書

術後鼻粘膜における創傷治癒促進因子の解明および細胞シートによる機能的再建法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 19K18746
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

大村 和弘  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (90599713)

研究期間 (年度) 2022-12-19 – 2024-03-31
キーワードmucosal healing / epithelization / bony regrowth / inflamation / animal research
研究成果の概要

ウサギを用いた創傷治癒モデルを作成した。具体的には鼻中隔軟骨上に血流のある有茎粘膜弁と血流のない有遊粘膜弁での上皮化を比較し、上皮化に有用な因子として血流が重要だということがわかった。具体的には、移植をする際のグラフトに血流がない場合は、グラフトの土台になる場所に血流が必要。グラフトに血流がある場合は、土台の血流は上皮化に大きく寄与しないということがわかった。加えて、創傷被覆材の種類による創傷治癒の違いや治癒を促進する因子を報告した。鼻粘膜シートの上皮化に関しても検討を行い、結果を論文作成中。

自由記述の分野

Rhinology

研究成果の学術的意義や社会的意義

鼻副鼻腔を手術した患者の術後の創傷治癒を促進する因子がわかったことにより、術後の創傷治癒が悪く慢性的な痂皮で困っている患者や、炎症による骨増生で困っている患者を減らすことができる。

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公開日: 2025-01-30  

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