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2023 年度 研究成果報告書

下咽頭粘液Liquid Biopsyによる早期癌診断

研究課題

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研究課題/領域番号 19K18762
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

河邊 浩明  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 医員 (40826088)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード下咽頭癌 / 早期診断 / Liquid biopsy
研究成果の概要

通常の診察では診断困難な下咽頭癌を早期に診断するため、外来でできるスクリーニングの方法として、下咽頭粘液Liquid Biopsyを検討した。まずは進行下咽頭癌と診断された患者から術前に唾液、うがい液、術中に下咽頭粘液の洗浄液、術後に検体から腫瘍組織と正常組織を採取した。それぞれの検体からDNAを精製し、PCRでTP53遺伝子の増幅を確認した症例をDNAシークエンス解析で遺伝子異常を検索し、その異常が唾液、うがい液、粘液洗浄液に含まれているか確認した。

自由記述の分野

頭頸部外科

研究成果の学術的意義や社会的意義

下咽頭癌の場合、遺伝子異常は多岐にわたっているので、遺伝子異常をスクリーニングとして評価するのは難しく、今後癌特有のタンパク質などスクリーニングしやすい物質で評価することを検討していく必要がある。また、うがい液だけではなく唾液など採取可能な検体で評価ができれば、より簡易な検査で下咽頭癌の早期診断が可能になり、医療費削減だけでなく、患者の利益、しいては公共の利益に繋がる。

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公開日: 2025-01-30  

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