• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 実施状況報告書

質量分析イメージングによる水晶体硫黄代謝機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K18828
研究機関旭川医科大学

研究代表者

善岡 尊文  旭川医科大学, 医学部, 講師 (20548854)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードホモシスチン
研究実績の概要

質量分析イメージング(TOFーMS)を使用して眼の低分子代謝物のスペクトラムを測定した。シスタチオニンβシンターゼ(CBS)酵素欠損マウスを用いて、コントロール群とスペクトラムを比較したところ3つの異なる代謝物を見つけた。現在MSMSにより標品とその代謝物の同定を行っている。
CBS欠損は臨床上重度のホモシスチン尿症を呈するが、眼にCBS酵素があまりないことをマウスで確認している。しかし、ホモシスチン尿症は高頻度に眼の表現型を呈するため、この代謝物と表現型の因果関係を研究中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

CBSノックアウトマウスで有意に多かった3つの低分子代謝物の同定に時間を要しており、また表現型との因果関係を評価しなければならない新たな課題があり研究に時間を要している。

今後の研究の推進方策

ホモシスチン尿症の表現型と新たな3つの低分子代謝物の関連を明らかにしなければならない。

次年度使用額が生じた理由

コロナ渦により研究が制限され遅れており金額が残っている。

URL: 

公開日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi