網膜断面図の画像を深層学習させることによって、加齢黄斑変性症・治療前の網膜中心部の断面図から、治療日当日の視力を相関係数0.65で推測し、硝子体注射加療を行った1ヶ月後ににどの程度の視力になるかを相関係数0.91の割合で予測する人工知能の開発ができた。今後検証を勧め注射の回数・頻度を指定することで、視力が改善し、悪化する結果を示す。網膜中心部の断面図の撮影段階での視力予測の精度が0.65であり、撮影当日の網膜画像からだけでは予測に限界があるが、網膜変化が視力に影響する加齢黄斑変性症では視力予測に重要であった。
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