①立体視を可能とするために、USB顕微鏡カメラ2台使用したステレオカメラを作成しARシステムを用いたトレーニングシステムを開発。②試作システムのアクセス性、解像度、立体感、遅延について妥当性評価を行い、開発システムの遅延時間は180msと許容範囲内であり、立体視が可能であった。③専門医の手技の見本映像を教師映像として、VRヘッドマウントディスプレイ内表示機能を実装。血管吻合手技を84工程に分解し、それぞれのトレース式見本映像をトレーニング術野に重畳、視差調整を容易にするソフトウェアを実装した。④初学者にARシステムを使用してもらい、手技の向上を評価し、トレース式システムの有用性が示唆された。
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