研究課題
若手研究
非導電性素材に埋め込んだTiを介してスマートセメントに通電したとき、アノード界面では酸化チタンが発生し、カソード界面では気体が発生することが分かった。この気体発生により非導電性素とセメントの剥離が可能であるといえる。よって、非導電性素材の一部に設置した金属に通電するといったデザインが有効であることと考えられ、新たなインプラントの着脱様式開発の可能性を見出すことができた。
歯科理工学
非導電性物質とスマートセメントの通電剥離が可能なデザインの考案ができた。このデザインがインプラントの上部構造に応用できれば、インプラントに負荷をかけることなく定期的に容易に着脱可能となり、審美性や耐久性を考慮したデザインの幅が広がり、衛生面の向上も期待できる。