研究成果の概要 |
睡眠時ブラキズム(SB)の筋活動には様々なパターンがあることが示されているが,これらの多寡を考慮せず一括りに診断されているため,正確な治療がなされていない.申請者らの先行研究でクロニジンのSB抑制効果を認めたことを踏まえ,本研究は睡眠ポリグラフ検査(PSG)を用いることで得られる病態分類ごとの抑制効果・脳波活動への影響を検証するものだが, 新型コロナウイルス感染症の拡大により被験者にクロニジンを服用させ, 体調等を管理しながらPSGを施行することが困難となった. そこで, 副作用の懸念のある薬剤を用いることなく,SB抑制効果を期待できる振動刺激によるバイオフィードバック療法に着目し調査した.
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