新型コロナウイルス流行の影響から、病院の方針や患者の希望で閉塞性睡眠時無呼吸症の治療の中断や検査の延期があり、2021年3月末の時点で本研究について同意を得ることができたものは11例であった.この11例について、MRI画像解析結果(舌の体積、軟口蓋の体積、咽頭腔の体積、舌の筋量・脂肪量、軟口蓋の筋量・脂肪量など)と閉塞性睡眠時無呼吸症の治療前後の睡眠検査結果(RDI、仰臥位でのRDI、3%ODI、無呼吸指数、低呼吸指数、脈拍上昇指数など)の相関を分析した。 その結果,少なくとも集まった11例では有意な相関は認められなかった.
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