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2023 年度 研究成果報告書

蛍光標識抗Robo1抗体イムノトキシンの光化学内在化法による頭頸部癌新規治療開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K19154
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関神奈川歯科大学 (2021-2023)
東京大学 (2019-2020)

研究代表者

小松 紀子  神奈川歯科大学, 歯学部, 講師 (10644106)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードイムノトキシン / 光線力学療法 / 光化学的内在化法 / 近赤外線 / iAP法 / Robo1 / 頭頸部癌 / EGFR
研究成果の概要

頭頸部癌新規治療法の開発において,新規治療標的因子の開発に携わる中で,限られた発現量の標的(細胞膜貫通型受容体であるRobo(Roundabout homolog)1 )に対して,特異的で効率的な治療法の検討を行ってきた。標的への特異性が高い抗体にトキシンを結合させたイムノトキシン (Immunotoxin:IT)と光線力学療法 (PDT; Photodynamic Therapy)を組み合わせることで,PDT が薬剤送達効果としてエンドソームからのendosomal escape を促進し,特異的で,相乗的な細胞傷害効果をもたらすことを明らかにした。我々は,この手法をiTAP法と命名した。

自由記述の分野

口腔癌

研究成果の学術的意義や社会的意義

iTAP法を,発現量が少ないために開発が断念されていた様々な標的因子,既存の抗体医薬への応用することで,様々な領域における癌治療で効果を発揮する可能性がある。現在は頭頸部癌治療でひろく用いられているEGFRを標的としたiTAP法についても検討し, EGFR発現が高・中程度の細胞株で高い細胞傷害効果を確認した。

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公開日: 2025-01-30  

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