• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

軟骨・骨組織誘導性ハイブリッド生体材料開発による新規関節軟骨再建法構築と臨床応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K19159
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関岡山大学

研究代表者

高畠 清文  岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (70736537)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード人工生体材料 / ハニカムTCP / 軟骨組織再生 / Scaffold / 硬組織再生微小環境
研究成果の概要

これまで申請者はリン酸三カルシウム(TCP)に直線的貫通孔をハニカム状に配列したハニカムTCPを開発している。本申請課題では、ハニカムTCPの貫通孔孔径を変化させることにより、特異的・選択的に骨組織および軟骨組織を誘導することに成功した。具体的には、TCPの孔径が75μmではTCP内に軟骨組織、TCPの孔径が300μmではTCP内に骨組織を特異的に誘導可能であった。

自由記述の分野

再生医療

研究成果の学術的意義や社会的意義

膝関節は軟骨と骨が連続した構造であり、治療として軟骨・骨組織を連続した状態で回復させる必要があるため、細胞移植を含めた現在の再生医療において軟骨・骨組織に同時に分化誘導させることは困難である。本申請課題の成果から、既存関節軟骨相当部に軟骨組織、骨相当部に骨組織を同時に尚且つシームレスに組織が連続した状態で誘導可能な軟骨・骨組織誘導性ハイブリッド生体材料の開発が可能であり、広範囲に損傷した関節軟骨を再生できる可能性が示唆された。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi