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2021 年度 研究成果報告書

口唇裂患者の包括的な顔面口腔形態と口腔機能の関連性に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K19185
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関東北大学

研究代表者

板垣 祐介  東北大学, 大学病院, 助教 (70807049)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード口唇口蓋裂 / 3次元計測
研究成果の概要

成長期の片側性唇顎口蓋裂患者の顎顔面軟組織形態、咬合関係、口腔機能の間に認められる相互の関連性を明らかにすることを目的とした研究である。対象の3Dデジタルデータを用い、顎顔面軟組織形態の計測・評価を行い、咬合状態を分類し、口腔機能の評価として、口唇圧、舌圧、咀嚼能率を用い、それらの相互関連性について評価を行った。結果として、①年齢と口唇の変形に関連はなかった。②口腔機能に関連性が認められなかった。③形態と口腔機能の関連性は認められなかった。形態と機能との関連性については認められなかった原因として、形態的なデメリットを舌運動などに補償される可能性が示唆された。

自由記述の分野

臨床研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、片側性唇裂を有する成長期患者を対象とし、顎顔面部での形態と機能の関連性を包括的に明らかにすることを目的とした。これにより、患者全体に共通して認められ問題点や、顎顔面軟組織形態、咬合関係、口腔機能の間に認められる相互の関連性を明らかにする。その結果は、将来的に、より効果的な治療方法、治療タイミング等を決定する一助となると考えられる。

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公開日: 2023-01-30  

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