本研究において,我々は黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)V8株のグルタミン酸特異的プロテアーゼ(GluV8)およびDPP11による二段階切断法を用い,P2-P2'位までのアミノ酸残基を結合したテトラペプチジル-4-methylcoumaryl-7-amide(MCA)を基質としてプライムサイド残基の影響について検討を行い,P1'位に疎水性アミノ酸を配置した基質へ特異的にペプチダーゼ活性が上昇する可能性について見出した.また,micro-CTを用いた解析で,乳歯分岐部への歯周炎感染経路を検討し,これを発表したので報告する.
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