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2020 年度 実施状況報告書

2型糖尿病が生命・心血管疾患に及ぼす影響ー歯周病実態比較調査による解析ー

研究課題

研究課題/領域番号 19K19338
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

平田 貴久  神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 助教 (50837060)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード歯周病 / 糖尿病 / 心血管疾患
研究実績の概要

本研究の目的として1.糖尿病者と非糖尿病者における歯周病状態の比較検討 2.糖尿病者において,何が歯周病重症度へ寄与しているか 3.糖尿病者において歯周 病重症度が生命・心血管疾患の予後へ影響を及ぼしうるかの3点について明らかにすることにより、歯周病実態が糖尿病患者の生命・心血管疾患の予後へどのよ うに関与するか,歯周病の改善・悪化が生命・心血管疾患予後へ関わり得るか,明らかにすることができる。これにより歯周病治療,あるいは歯周病予防を行う ことで糖尿病や心血管疾患といった全身疾患の予防に寄与できると考え,特に高齢患者のQOL向上に つながると考えている。 そこで当該年度において研究実施計画書に則り、対象患者の情報の収集(234名の非糖尿病患者、糖尿病患者)を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウィルスの影響もあり、来院患者数が少ないこと、被験者選定にあたり、すでにかかりつけ医院の受診している患者に多く、本研究の条件に該当する被験者は少なかった。しかしながらデータに影響する要因であ ることから今後もその点は遵守していく。

今後の研究の推進方策

今後は糖尿病に罹患している対象患者のさらなる収集と予備解析を行い、歯周病と糖尿病、心血管疾患との関連性を検討する。

次年度使用額が生じた理由

(理由)
当該年度の未収のデータ採取を行うため
(使用計画) 次年度ではデータ解析費用や研究発表、論文投稿などで費用が多くかかることが見込まれる。よって旅費も前年度に比べ多めに計上する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 医科歯科連携による歯周病と糖尿病のスクリーニング検査及びその有用性の検討2021

    • 著者名/発表者名
      平田貴久
    • 学会等名
      日本糖尿病学会

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公開日: 2021-12-27  

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