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2019 年度 実施状況報告書

健診の受診状況がメタボリックシンドロームにかかる医療費に与える影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K19359
研究機関茨城県立医療大学

研究代表者

萬代 望  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (80516956)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
キーワード医療費 / メタボリックシンドローム / 特定健康診査
研究実績の概要

本研究では、特定健診の受診状況をもとに後ろ向きコホート調査を行い、レセプト情報を活用した医療費分析により特定健診の評価を行うことを目的としている。今回は、解析を行うための作業環境の整備と、データベースの作成を行った。
具体的には、NDB(National Database)から2014年度と2015度の都道府県別に国民医療費、メタボリックシンドローム該当者割合、特定健康診査受診率などのデータを抽出し、データベースを作成した。なお、地域ごとに2014年度から2015年度から医療費の変化とメタボリックシンドローム該当者割合の変化、特定健康診査受診率変化などの関連性も分析できるようにした。
2014年度の国民医療費は40兆8,071億円、人口一人当たりの国民医療費は32万1,100円となっている。2015年度の国民医療費は42兆3,644億円、前年度の40兆8,071億円に比べ1兆5,573億円、3.8%の増加となっている。人口一人当たりの国民医療費は33万3,300円、前年度の32万1,100円に比べ1万2,200円、3.8%の増加となっている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究計画当初の予定より、実際にデータを抽出しデータベースを作成してみると、対象となる年度や項目に若干の変更を行わざるを得なかったが、おおむね順調に進展しており、次年度にデータ解析を行う。

今後の研究の推進方策

計画に従い分析をすすめていく、主に都道府県別の医療費の比較、医療費とメタボリックシンドローム該当者割合や特定健康診査受診率の関連性などの解析を行う。また、地域ごとに2014年度から2015年度から医療費の変化とメタボリックシンドローム該当者割合の変化、特定健康診査受診率変化などの関連性も解析する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Relationship between the Current Account Balance Ratio and Salary Ratio in Japanese Municipal Hospitals2019

    • 著者名/発表者名
      Mandai Nozomu、Watanabe Mayumi
    • 雑誌名

      Health

      巻: 11 ページ: 1591~1597

    • DOI

      https://doi.org/10.4236/health.2019.1112120

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

URL: 

公開日: 2021-01-27  

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